メイプルストーリーのプレイヤーの年齢層とプレイ時間と昔の話
これは先日、ネクソンのプレス発表会で公開されたイプルストーリーのデータです。
これをみると19歳以下のプレイヤーが70%を占めています。
それから、10〜14歳と15〜19歳の割合がほぼ同じで、10代がとても多いことがわかります。
この年齢層の比率は日本以外のメイプルストーリーでもあまり変わらないそうです。
ほかにも、ネクソン(正確にはNexon Americaの人)の話によると、メイプルストーリーのプレイヤーでもっとも多い年齢層は17〜18歳。それからメイプルストーリーの平均的なプレイヤーのプレイ時間はだいたい3〜4時間だそうです。
この数字は日本でもだいたい同じだと思います。
サクチケを何枚も使って一日中ログインしていた人を何人もしっていますが、そういうのはやっぱり少数派なのでしょうね。
さくらサーバがはじまった頃、毎日4時間以上プレイしてランカーになったことがありましたが、いまはもうとてもそんな気力はありません。
さくらサーバが追加されたのは2004年10月ですから、もう約4年も前の昔の話です。
たまーに当時のランカーさんたちが集まって同窓会(→その様子)をやったりしますけど、ほかのサーバでもこういう同窓会はあるのでしょうか?
さくらサーバがはじまる前は、韓国版やメイプルストーリーグローバルのテスピアサーバで遊んでいました。
英語圏ではメイプルストーリーが始まったばかりで、まだ攻略情報がとても少なく、とにかくいろんなことを聞かれました。
当時、日本には攻略サイトがたくさんありました。
そのおかげで、たとえば「どのモンスターが鍋ふた(Pan Lid)を落とすの?」と聞かれても、日本の攻略サイトをちょっと見ればすぐ答えられたわけです。
当時有名だったサイトには、
- メイプルスタイル
- メイプルの覚書
- MapleStoryのMAP置き場。
- MapleStory Trade Space
- MQ -MapleQuest-
などがありました。
こうやってみると4年前にあった有名サイトはすべて閉鎖されてますね。
このブログを読んでる人で、これらのサイトを覚えてる人はいないかもしれません。
このなかでも特に有用だったサイトはメイプルスタイルです。そのため、メイプルスタイルが閉鎖するときはサイト内の大量のデータを引継ぐサイトがたくさんありました。
その多くの引継ぎサイトも、今ではほとんどが閉鎖されています。
現在残っているメイプルスタイルのデータを引き継いだサイトはメイプルの雫だけでしょう。
さて、当時グローバルのテスピアサーバで、ショッキングな事件がありました。
ネクソンがあまりのプレイヤーの多さに、サーバをふたつに分けてしまったのです。
たしかにどのマップも異常なほど混雑していました。
日本のメイプルストーリーでも「チャンネルが少なくて狩場がない」なんて話を聞きますが、その10倍くらい混雑してると言えば、どんな状態か想像できるでしょうか。
世界中から接続してくる人がいるので、24時間混雑していて「すいている時間」というのもありませんでした。
そして、ある日サーバがふたつに分かれたのです。
「サーバが分かれた」とは、かえでワールドが分割された、というような意味ではありません。
たとえると、関東地方に住む人専用のメイプルストーリーと、関東以外に住む人専用のメイプルストーリーに分かれたようなものです。
ある日ログインするとこんな画面が出て、東南アジアから接続している人と、それ以外の地域の人の、二つに分かれてしまいました。
どちらのメイプルストーリーにするかを選択すると、もう片方を選んだプレイヤーにはもう二度と会えません。
友録が一気に減るわけです。これはとても悲しかったです。
そして、これが現在のOMS(北米向け)とMapleSEA(東南アジア向け)という、ふたつのメイプルストーリーの元になりました。
この画像はメイプルストーリーグローバルのテスピアサーバでランキング1位だったCaliforniaというキャラクターです。
メイプルアイランドとビクトリアアイランドしか実装されていなかった(当時の言葉で言うと新大陸実装前の)テスピアサーバでレベル80以上だった驚異の人です。
この人はその後、日本のメイプルストーリーにも来ていたので知っている人もいるかもしれません。いまはもう引退していますが、さっき見たらまださくらサーバのランキングに残っていました。
長くなったのでこのへんで…